新潟・大湯温泉「友家ホテル」に宿泊してきました

グルメ

新潟県魚沼市にある大湯温泉『友家ホテル』へ宿泊してきました。大湯温泉は、佐梨川沿いに江戸時代から続く、自然豊かな温泉地です。その中でも、ミシュラン三つ星を獲得した『友家ホテル』は、私のお気に入りの宿。10年前に初めて訪れて以来、最低でも年に1度は必ず泊まっています。

 

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友家ホテル?どこそれ?(笑)

大湯温泉へはカーナビがあればスムーズに到着できますが、初めて友家ホテルに行ったときは、正直、迷いました😅

というのも——

入口に友家ホテルのロゴ入り看板はあるのですが…

「えっ!? ここ通るの?」というような、びっくりするほど細い道を案内されるんです。それでも、その看板通りに進めば大丈夫。ちゃんとたどり着けます🙂

 

※これが友家ホテルのロゴ入りの看板。

 

 

到着!玄関でスタッフさんがお出迎え

玄関に着くと、フロントからスタッフさんが笑顔で駆け寄ってきてくれました。

「宿泊施設なら当たり前」と思われるかもしれませんが、この“走って出てきてくれる”という対応が、毎回嬉しく感じるんですよね。

車の方は、玄関前に停めてOK。後ほどスタッフさんが駐車場へ移動してくれます。ちょっとVIPな気分です。

 

いざ、宿泊する4階の部屋へ!

友家ホテルでは、部屋の指定ができるプランが主流。今回も、いつもお気に入りの4階和洋室を選びました。実は、初めて泊まったときもこのお部屋で、それ以来なんだか落ち着く場所なんです。

ただし、ここにはエレベーターがありません
はい、4階まで階段オンリーです😅。

案内してくれるスタッフさんは、階段の途中で館内のことや温泉のことを丁寧に説明してくれるのですが、正直…上りながらだと頭に入ってこないことも(笑)。

でも、そんな疲れを和らげてくれる“ちょっとした仕掛け”があるんです。

階段の途中には、くすっと笑える癒しが

2階・3階にはちょっとした休憩スペースが設けられていて、布袋さまの置物やソファー、植物が並んでいます。

その前には、エレベーターが無いことを詫びる手書きのメッセージも。
最初に見たとき、思わず笑ってしまいました。

こういうユーモアと優しさが、友家ホテルらしいなと思います。

そして、やっと部屋に到着!

ようやく4階のお部屋に到着すると、そこには和と洋が心地よく混ざり合った空間が広がっていました。

 

空気が澄んでいて、やさしい雰囲気に包まれているお部屋。扉を開けた瞬間に、「ああ、帰ってきたな」と感じる場所です。

部屋のソファから見える景色もまた格別で、特に緑が美しい季節は、いつまでも眺めていたくなります。

 

 

 

夏場でも涼しい場面があるのでしょうか。ブランケットが用意してあります。アメニティとして、浴衣・タオル、コットンやヘアゴム、あと靴下も付いています。

貸切風呂は、まるで自然の中の隠れ家

部屋でひと息ついたら、お待ちかねのお風呂へ。

友家ホテルには4つの貸切風呂があり、空いていればいつでも自由に入れるスタイルです。予約不要で、内鍵をかけるだけ。時間に縛られずに、好きなときにふらっと行けるのが本当にありがたい。

なかでもお気に入りは「龍神の湯」
目の前を流れる川を眺めながら、湯船にゆったり浸かっていると、身体の芯からほぐれていくのがわかります。鳥の声や水の音に耳を澄ませながら、まるで自然の中の一部になったような気分に。

「あ、やっぱここに来てよかった」と、しみじみ思う時間です。

四角い風呂

 

ここは、沸かし湯でした。窓も無かったので、虫が凄かったのです。

その為、朝一番風呂がここでした。

 

でも今は、源泉に変わりました。窓も付いたので、虫の心配もありません。

文句なく、1番風呂にココを選びました。

 

龍神の湯

 

私は、友家ホテルのお風呂といえばココです。

理由は…水蛇口があるんです😁。

 

温泉で温まった体に、水をかけるのが気持ちいいのです。

でもいつの間にか、シャワーコーナーがあり、ここで水シャワー浴びれます!

 

 

 

扇風呂

ここは、源泉100%?!かと思わせる様な雰囲気を感じさせてくれます。

小さい空間ですが、ちゃんと洗い場が付いています。

(※もちろんシャンプーなど一式揃っています。)

 

なぜかと言いますと、10年前は蛇口と桶しかありませんでした。

ただ設備投資が、後回しになっただけなのかもしれません。

 

でも泉質と、他の浴場と比べて身体の温まり方が違います。

柔らかく、ものすごく温まります。

短時間でも上がった後に、汗かきます。

 

庭園風呂

ここは、4つの浴場の中で1番大きいお風呂です。

ココを貸し切って良いのかと思ってしまう程です。

しかも、季節により露天風呂も入れます。

めっちゃ森林に囲まれた空間だと思いませんか?

 

館内の過ごし方は、気ままにゆるく

お風呂のあとは、お部屋でごろごろしたり、ラウンジで本を読んだり。

館内はとても静かで、まるで図書館のような落ち着いた空気が流れています。特に館内に流れている音楽のセンスが素晴らしくて、どこにいても心地よい。

廊下や階段にもアートや小さな植物が飾られていて、歩いているだけでちょっとした発見があります。

そして何より、スタッフさんの存在感が“いい距離”なんです。丁寧なのに控えめで、でも必要なときにはすっと現れてくれる。これがまた心地いい。

 

 

しかも、大湯温泉の水とお茶が用意されているのです。

これが、美味いのです。

水はキンキンに冷えています。冬は、暖かいお茶もあります。

こういう細かい気遣いができる所が、大変気に入っています。

 

さあ、夕食にしましょう

 

ここの夕食は部屋食です。

お風呂は貸切で、食事は部屋でゆっくり出来ます。

本当に自分だけの時間を過ごせます。

(※土曜日に宿泊した為、満室でした。でも、ほぼ誰にも会いませんでした。)

 

ここの夕食は、季節によってその旬な食べ物を使ってくれます。

宿泊プランによって変わりますが、前菜、メイン、ご飯とお味噌汁といった流れがあります。

 

そして基本

部屋に案内してくれたスタッフさんが夕食を持って来てくれます。

 

だから、変な緊張感もありません。

毎回、毎回スタッフが変わると、緊張しませんか?

私は緊張してしまうので、大変ありがたいです。

 

前菜とスープ

食前酒の果実酒とスープが必ず付きます。

それに合わせて、つまみながらたべられる様に、小皿が多いです。

 

一品一品とても新鮮です。

 

魚料理

ここの鮎はいつも美味いです。

頭から食べてしまいます。

 

恐らく10年前から3人は板前さんが変わっていると感じています。

でもお刺身は、いつも優しく調理されていて、ホッと落ち着く味です。

 

肉料理とご飯味・噌汁

ここ数年、肉料理はローストビーフが良く当たります。

ステーキの時もありました。

 

どちらも、とても柔らかく、味わい深いです。

ご飯と一緒に口に入れるのが、もったいない気がしてしまいます。

 

唯一の残念なこと

これも余談です。

実は、ご飯にこんぶが乗っているのが友家ホテルの名物でした。

 

それなのに…

いつの間にか無くなっていました( ;  ; )。

 

オーナーさんに聞いてみたら

『突き詰めて考えたら、いらないかな』

と、考えがまとまったみたいです。

 

私も最初

『なぜこんぶ?!』

と思っていたのです。

 

でも何回か食している間に、ご飯にこんぶが板についたのです笑。

それだけに、残念すぎます。

本当に残念なのです。

 

だから私は、宿泊する際にご飯にコンブとお願いするのでした😅。

 

早朝の友家ホテル周辺を散歩

大湯温泉の朝は、とてもきれいです。

ちょっと紹介します。

 

 

 

 

 

そして、ちょっと足を運ぶと大湯温泉の中心街へ行けます。

 

友家ホテルから、徒歩15分圏内に全てあります。

もし朝はやく目覚めた時は、散歩してみるのも良いかもせれません。

 

朝ごはんで、旅の締めくくり

友家ホテルの朝食は、凄くシンプルです。

卵焼きに、シャケ、ハムに漬け物です。

 

一品一品、やさしいし、ご飯の美味しさを沸き立たせる味付けです。

魚沼産の友家ホテルのお米は絶品ですから。

 

あと、写真を撮るのを忘れてしまったのですが、朝食にも名物があります。

(※私は勝手にそう思っています😅)

 

それは、片手では持ちきれない大きさの味噌汁です。

これ、美味しいんですよね。

 

目覚めの身体には染みます😁。

 

また、きっと帰ってくる場所

1年に必ず1回は宿泊したくなる、友家ホテルいかがでしたでしょうか。

シャイなオーナーさん、それに付く優しいスタッフさん達に癒されます。

 

あっ、たまに気の強いスタッフさんも目にしますが…笑

「よし、明日からまたがんばろう」
そんな気持ちになれる宿が、ここにはあります。

また季節が変わった頃、ふと思い出して、きっと帰ってくるんだろうな。
そんな“居場所”のようなホテルです。

最後に友家ホテルの客室の様子を動画に残します。

 

ゆっくりご堪能くださいませ。

それではまた。

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