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はなとぶんの時間

【ふたりといた時間】第36話:はなが見つめていた朝

🟥第4章:旅立ち、そして希望(36〜48話)まだ、朝の空気が冷たい時間だった。私は目をこすりながら、いつものようにこたつの中をのぞいた。『はな…?』最近のはなは、いつもこたつで丸くなっているはずだった。だけど、その姿が、そこにはなかった。部...
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【ふたりといた時間】第35話:ふたりの目が合った夜

こたつの中から、かすかに聞こえる寝息。ふたりの丸い背中が、寄り添うように並んでいる。いつの間にか、寝る場所は3人一緒になっていた。はなが好きな猫用のソファは、こたつの中に入れてある。いつも愛用していたひざ掛けも、そっと敷いた。夜、はながトイ...
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【ふたりといた時間】第34話:手の中の命の重み

はなは、もう、今までみたいには歩けなくなってきた。ゆっくりなら歩ける。だけど、すぐに座り込んでしまう。ふらついて、転んでしまうこともある。ほんの少しの移動も、きっと今のはなには冒険だ。だから私は、ある日、そっとはなを抱き上げた。『ちょっと、...
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【ふたりといた時間】第33話:知らないふりがつらい

はなは、今日も「元気だよ」って顔で寄ってくる。ぶんもそのあとを追いかけてくる。まるでいつも通りの朝が、何の変哲もなく始まっていくみたいに。——でも、私は知っている。はなの呼吸が、朝方に少し苦しそうになること。寝ている時間が、前よりずっと長く...