【温泉の効果的な入り方】温泉地で働いた私が語る効果的な入浴方法

温泉と自然

肌寒くなってくると、温泉が恋しくなりますね。

でもせっかく温泉に入るなら、ただ浸かるだけではもったいないと思いませんか?

ちゃんと効果・効能を引き出せる入り方があるんです。

 

こんな事を言うと

『えっ?!温泉ってただ入るだけで良いんじゃないの?』

なんて言われそうです。

 

でも実は、温泉の効果や効能を最大限に活かす“正しい入り方”があるんです。

 

それを知っておけば

・ストレスや疲れの解消

・美肌効果のアップ

・湯あたり・のぼせの予防

といったことが、ぐんと実感できるようになります。

逆に、ただ入るだけでは効果が十分に得られていない可能性も……。

 

そこで今回は

・温泉の効果的な入り方

・意外と知らない温泉の豆知識

を詳しく解説します。

 

実は私、以前草津温泉のホテルで働いていたことがあります。

その当時は、毎日のように温泉知識や正しい入浴方法を叩き込まれました(笑)。

温泉ソムリエ……ならぬ、それ以上の知識と経験があると思っています😅

今回は、それをすべて出し切るつもりで書きました。

最後まで読んでいただければ、温泉の効果を最大限に楽しむ方法がきっと身につくはずです。

 

それでは早速見ていきましょう。

 

 

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温泉の効果的な入り方

温泉の効果的な入り方は、すべてが連動しています

ポイントは、ひとつひとつを「ゆっくり丁寧に」行うこと。
温泉の恩恵をしっかり受けるために、順を追ってご紹介します。


① 入浴前に水分補給を忘れずに

温泉に入る前は、まずコップ一杯の水やスポーツドリンクなどで水分を補いましょう。
入浴中は思っている以上に汗をかきます。あらかじめ水分を摂っておくことで、「湯あたり」や「のぼせ」を防ぐ効果があります。


② 入浴前に身体を洗いましょう

いきなり温泉に浸かるのはマナー違反。まずは身体の汚れを落としましょう。

マナー面だけでなく、次のような理由があります。

  • かけ湯やシャワーで体を温めることで、湯に入りやすくなる

  • 清潔な状態で入ると、リラックス効果が高まる

「整える」時間も、温泉の楽しみのひとつです。


③ 最初は半身浴からスタート

湯に入ると、体には水圧や泉温の刺激がかかります。
最初から全身浴をすると、心臓や血圧に負担がかかってしまうことも。

まずは腰あたりまでの半身浴で体を慣らしてから、徐々に全身浴へ移りましょう。

※半身浴 → 全身浴 → 5分ほど休憩
これを数回繰り返すと、湯冷めもしにくくなります。


④ シャンプーやボディソープは温泉にしっかり浸かってから

洗髪や洗体は、額や鼻の頭に汗がにじむくらい、しっかり温泉に浸かってからがベストタイミング。
この状態は毛穴が開き、角質や皮脂汚れが浮いてきている証拠です。

このタイミングで洗うと、

  • 香りが肌にしっかり残る

  • 温泉効果+洗浄で肌がツルツルに(泉質によっては透明感アップも)

と、普段以上の効果が期待できます。


⑤ 上がり湯は泉質によって使い分けを

入浴後の「上がり湯」には、泉質に応じた注意が必要です。

たとえば、

  • 酸性泉(例:草津温泉)
     強い殺菌作用があるため、洗剤などとの併用は肌荒れの原因に。
     肌が弱い人は、必ず上がり湯で洗い流しましょう。

  • 美肌成分(例:メタケイ酸)を含む泉質
     肌に成分を残すことでツルツル感が持続します。
     上がり湯はせず、水滴をタオルで軽く拭き取る程度にしましょう。

必ずしも上がり湯が必要というわけではありません。泉質やご自身の体質に合わせて選びましょう。


⑥ 湯上がりは30分ほど休憩を

温泉に浸かったあとは、体が思った以上に疲れています。血圧も上下しやすいため、少なくとも30分は安静にして過ごしましょう。

この「湯上がり30分」は、体が心地よい疲労感に包まれている、最高に気持ちいい時間です。
水分補給をしながら、ゆったりと温泉の余韻を味わってください。

 

意外と知らない?温泉の豆知識、こっそりお教えします😅

 お湯に浸かると身体が軽くなるって本当?

はい、本当です。

温泉に浸かると、浮力の作用で体重が最大で約1/10にまで軽く感じられます。
これは水の中にいるときと同じ原理で、体への重力負担がぐっと軽くなるのです。

そのため、日頃の足腰の疲れや筋肉痛もやわらぎやすく、リラックス効果が倍増します。


 温まることで疲労回復につながる理由

温泉に入ると体が芯から温まり、発汗血流促進によって老廃物が排出されやすくなります。

私自身の体感ですが、入浴中によく汗をかき、さらになぜかトイレが近くなるんですよね😀
入浴後1時間以内には、ほぼ必ず…。

これは、体内の不要な水分や老廃物がスムーズに出ている証拠。

こうしたデトックス作用が、疲労回復体の軽さにつながっているわけです。

そして、入浴後の「30分休憩」がとびきり気持ちいいのも、体がリセットされるサインかもしれません。


湯上がり10分以内に保湿すると、肌がもっと潤う

温泉から上がった後、10分以内に保湿することをおすすめします。

なぜなら、湯上がり直後は毛穴が開いている状態
このタイミングで保湿剤を使うと、成分がより肌に浸透しやすくなります。

しかも、温泉成分が肌に残っていることで、いつも以上のしっとり感ツルツル感を実感できることも。

いわば、湯上がりの10分間は「美肌ゴールデンタイム」。
このタイミングを逃さずケアして、温泉効果をしっかり取り入れてください。

 

まとめ

ここでは

 

・温泉効果を引き出す入浴方法

・意外と知らない入浴効果

と答えています。

 

これからの時期、温泉が本当に恋しくなると思います。

ぜひ、このブログに書いてある事を試してみて下さい。

きっと気持ちが良い入浴が出来ると思います。

 

それではまた。

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