短編小説 【ふたりといた時間】第20話:ふたりだけのお留守番 年に、2〜3回ほど。ほんの短い間だけど、家を空けることがある。ちょっとした旅行——そんなとき、はなとぶんは、ふたりだけでお留守番だ。出発の支度をしていると、はなとぶんはなんとなく気配を察する。いつもなら寝ている時間なのに、どこか落ち着かない... 2025.10.06 短編小説