2026-06

はなとぶんの時間

【ふたりといた時間】最終話:「ふたりに教えてもらったこと」

はなとぶんが旅立ってから、どれくらいの時間が流れただろう。季節は何度も巡った。暑い夏も、寒い冬も過ぎていった。だけど——私は1日たりとも、ふたりを忘れたことがない。断言できる。朝、目が覚めたとき。仕事へ向かうとき。ごはんを食べるとき。眠る前...
はなとぶんの時間

【ふたりといた時間】第47話:夢の中で再会する日

1度だけ。1度だけ2人が夢に出てきてくれたことがある…玄関ドアの向こうから、カサッ、と音がした。まるで、誰かが小さな足で走ってきたような音。——ぶん?そう思って目を向けると、そこにいた。玄関マットの上で、しっぽをふりふりしながら、私を見上げ...